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ネジ抜き金型ってどんなもの?
2024-07-02
こんにちは
何とかブログの更新が続いております✨

今日は日嶋精型の得意としている「ネジ抜き金型」についてわかりやすくお話ししたいと思います。
(ご存じの方に対しては釈迦に説法になりますが、ご容赦ください。)

この金型は、プラスチック製品の中でも特にネジ山(ねじの部分)が必要な部品を作るために使われます。例えば、薬のキャップや食品のフタなどです。


1. はじめに

射出成形とは、プラスチックを溶かして型に流し込み、冷やして固めることで製品を作る方法です。ネジ抜き金型は、この射出成形の中で、ネジ山を成形するための特別な金型です。

2. ネジ抜き金型の特徴

ネジ抜き金型には以下のような特徴があります:
  • スクリューキャップ構造: ねじ山を成形する部分です。
  • ネジ回転抜き機構: 成形後にネジを回転させて金型から外す仕組みです。
  • ストリッパー構造: 成形品を金型から取り出すための部分です。
これらの構造により、ネジ抜き金型は複雑なねじ山を持つ製品を高精度で作ることができます。また、金型は高耐久性の鋼材で作られているので、長く使えます。

3. 適用例と効果

ネジ抜き金型は、医薬品や食品業界でよく使われます。具体的には、
  • 医薬品キャップ: 高精度なネジ山が必要なキャップを作ります。
  • 食品容器キャップ: 食品の新鮮さを保つためのフタを作ります。
  • タンパーエビデンスキャップ: 開封したかどうかが分かるキャップを作ります。
これらの製品は、ネジ抜き金型を使うことで高精度に作られ、効率的に大量生産できます。また、成形不良が減るので、コストも削減できます。


4. 今後の展開

ネジ抜き金型の技術は今後さらに進化し、多くの産業で応用されることが期待されています。例えば、
  • 新しい材料の使用: 耐久性や機能性がさらに向上する新材料の開発が進んでいます。
  • 自動化技術の導入: 生産ラインの自動化が進む中で、金型の自動交換やメンテナンス技術も進化しています。
  • 環境に優しい製品の開発: 環境に優しい材料を使った製品や、省エネルギーで製造できる金型技術の研究が進んでいます。


まとめ

ネジ抜き金型は、高精度で効率的にプラスチック製品を作るための重要な役割を果たしており、特に医薬品や食品業界では、その精度と信頼性が求められています。

今回のブログが、射出成形やネジ抜き金型についての理解の一助となれば幸いです。さらに詳しい情報をお求めの方は、当社のウェブサイトや技術資料をご覧ください。

日嶋精型株式会社
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プラスチック成形用各種金型 設計製作
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