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7月10日は潤滑油の日
2024-07-10
本日7月10日は納豆の日を思い浮かべる方が多いと思いますが、「潤滑油」の日でもあるそうです。
なぜ?と思いましたが、
潤滑油=OIL ←半回転させると710になることが由来だそうです。

潤滑油は、自動車や機械のスムーズな動作を支える重要な存在です。そして、金型製造の現場でも潤滑油は欠かせない役割を果たしています。今回は、金型に使用される潤滑油についてお話ししたいと思います。

【潤滑油の基本】

潤滑油は、機械の摩擦を減らし、動きを滑らかにするために使われます。また、摩耗を防ぎ、機械の寿命を延ばす効果もあります。自動車のエンジンや工場の機械だけでなく、金型にも潤滑油が使われています。

【金型における潤滑油の役割】

金型は、射出成形やプレス加工などで使用され、製品の形を作るための重要な道具です。金型の寿命と品質を保つために、以下のような場面で潤滑油が活躍します。
  1. 金型の保護:金型は高温高圧で使用されるため、摩耗や腐食が進みやすいです。潤滑油は金型の表面を保護し、摩耗や腐食を防ぎます。
  2. 離型性の向上:製品が金型にくっつかないようにするために、潤滑油(離型剤)を使います。これにより、成形品の取り出しがスムーズになり、生産効率が向上します。
  3. 金型の冷却:潤滑油は金型の熱を吸収し、冷却する効果もあります。これにより、金型の温度を適切に保ち、安定した成形が可能になります。

【最後に】
潤滑油の日にちなんで潤滑油の重要性を再認識し、適切なメンテナンスを行うことが大切です。金型の寿命を延ばし、製品の品質を保つためにも、定期的な潤滑油のチェックと交換を心がけていきたいですね。
また、潤滑油の選び方や使い方についても、常に最新の情報を収集し、最適な方法を取り入れることが重要です。当社では、潤滑油の選定や金型分解洗浄などメンテナンスについてのご相談も承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
日嶋精型株式会社
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プラスチック成形用各種金型 設計製作
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